エリオ・アルターレ バローロ・リゼルヴァ チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ [2017]750ml (赤ワイン) [11049333]
販売価格: 18,700円(税込)
商品詳細
最初の飲み頃になった時にリリースされるスペシャルな希少キュヴェ!
かつては「王のワイン」と称されたバローロですが農民と仲買人のシステムも悪く、ブドウが安価で買いたたかれる時代でした。そうして廃れていたランゲの復興を成し遂げたのがエリオでした。 エリオの名刺にはVITICOLTORE(農民)と記されています。モダンというイメージのエリオですが、1979年より除草剤や殺虫剤、化学肥料は一切使用しません。摘芯もカッターではなくハサミで切るなど、様々な工夫を行いました。当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入は衝撃的でした。同時にエリオが重要視していたのは農民のワイン(自然な醸造)である事でした。
エリオの大きな特徴は、4日間という超短期間のマセラシオンです。早く回転させれば強い抽出が可能ですが、あえてゆっくり回転させ、果帽が常時ワインに浸かっている状態にすることで、質の高いタンニンだけを取り出すことができるのです。短期間マセラシオンでも、アルコールがスムーズに生成されれば色素は安定し、色合いも十分なワインが生まれます。
「バローロ・リゼルヴァ チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ」は、セッラルンガ村の銘醸畑「チェレッタ」の中でも最上部に位置するヴィーニャブリッコで作られるブドウを使用します。丘の上に位置した畑で、日中いろいろな方角から日の光を浴びることができる日照量に恵まれた環境です。チェレッタはジャコモ・コンテルノ等、16の生産者が主有していますが、このヴィーニャ・ブリッコを所有しているのはアルターレを含めて3生産者のみです。それだけ貴重な畑です。土壌は粘土質でラ モッラ村と比べて鉄分等のミネラルが多くなっています。
水平式ステンレスタンクで4-5日のマセラシオン。熟成はバリックで36ヶ月(30%新樽)。チェレッタは硬質なので最低3年瓶内熟成を経てから出荷される。チェレッタらしさとエリオ・アルターレらしさが両方感じられるのが素晴らしい。
ガーネット色。お花の香りに支配されます。ネッビオーロの特徴であるすみれ、バラ、木苺、スグリなどの香りに、森林の香り、乾燥させたキノコや胡椒、そしてバルサミコ。口に含むと、とても滑らかで、酸味とミネラル感がとてもよく融合しています。タンニンも気品よく筋が通っています。余韻もとても長く、バルサムの余韻のフィニッシュへと続きます。
Elio Altare Barolo Riserva Cerretta Vigna Bricco
エリオ・アルターレ バローロ・リゼルヴァ チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ
生産地:イタリア ピエモンテ
原産地呼称:D.O.C.G BAROLO
ぶどう品種:ネッビオーロ 100%
アルコール度数:15.5%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
■チェッレッタ・リゼルヴァ2017年ヴィンテージ情報■
2017は、セッラルンガの深みとストラクチャーを全て兼ね備えたクリーミーなワインとなりました。チェッレッタは葡萄畑とセラーの両方で適切なバランスを見付けるため、最もたくさん実験を行ったワイン。それほど昔ではないですが、セッラルンガのワインは「ブレンド」するために使用されていました。それはパワーやストラクチャーを与えるためでしたが、今では他の村と同様に独自の個性で際立っています。特にチェッレッタはシャープでタイトで忍耐が必要ですが、2017年は熟度とストラクチャーのバランスが完璧で飲み頃が早めに訪れます。年々、私はセッラルンガのテロワールの理解にどんどん近づいていると感じています。それはラ・モッラガールにとってはたやすいことではないんです。(シルヴィア)
ワインアドヴォケイト:95 ポイント
RP 95 Reviewed by:Monica Larner Release Price:$150 Drink Date:2025 - 2045
The Elio Altare 2017 Barolo Riserva Cerretta Vigna Bricco (to be released in the fall of 2023) is extremely generous and rich, owing to the very hot and dry growing season. The Altare family had the lucky opportunity to buy this parcel in Cerretta (in the village of Serralunga d'Alba) in 2016. (Land prices in the well-known cru sites have since skyrocketed, and I think the record so far was six million euros paid for one hectare). This Riserva opens to rich black fruit, plum and blackcurrant. The fruit is framed by tarry smoke and spice. The wine is very firm and structured to the palate, with an ample, full-bodied style that concludes with a hint of velvety softness.
Most of these wines from Elio Altare will be released in the fall of 2023. Some of the wines were bottled later than usual in 2022 because of the post-COVID-19 delays in receiving shipped goods from abroad.
Published: Aug 25, 2023
VINOUS:94 ポイント
94pts Drinking Window 2025 - 2042 From: 2017 Barolo: Here We Go Again… (Feb 2021)
The 2017 Barolo Riserva Cerretta Vigna Bricco is pliant and creamy, with all of the depth of Serralunga backing it up. Black cherry, plum and spice all build in a sumptuous, full-bodied Barolo that captures the best the vintage had to offer. Dark fruit, smoke, game, licorice and incense add layers of dimension as the 2017 starts to open in the glass. Let's see what happens here. - By Antonio Galloni on January 2021
Elio Altare / エリオ・アルターレ 4日間の超短期マセラシオン『バローロ』を手掛ける革命児 「エリオ」が成し遂げたのは「バローロ」のモダン化ではない。廃れていたランゲの復興だった。転換点は1976年のブルゴーニュ視察。葡萄の質を高め、ボトリングまで行うことで仲買人による葡萄買取りシステムから脱却できることを学んだ。収量を一般的な造り手の半分以下まで落とすことで葡萄の質を高めていった。当時の他の造り手には葡萄を切り落とす行為は受入れ難いものだった。更に反対する父親の前で大樽をチェンソーで切り刻み、バリックを導入した。 エリオの名刺にはVITICOLTORE(農民)と記されている。モダンというイメージだが、1979年より除草剤や殺虫剤、化学肥料は使っていない。当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入は衝撃的だった。しかし、同時にエリオは農民のワインである事(自然な醸造)を重要視している。発酵をスムーズに始める為に早めに収穫した葡萄の果皮に付着した自然酵母を培養し、各キュヴェの発酵のスターターに使用している。酸化防止剤もビオロジックの規定より圧倒的に少ない。 大きな特徴が超短期間のマセラシオン。「カヴァロット」の30日に対して彼等は4日間。早く回転させれば強い抽出が可能だが、ゆっくり回転させている。強い抽出ではなく、果帽を常に浸けておくことが目的。質の高いタンニンだけを取り出す。早い回転で抽出しなくてもアルコールがスムーズに生成されればアルコールが媒介となって色素は安定する。マセラシオンが短くても色合いは十分。 ■アルボリーナ■ ■チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ■ ■カンヌビ■ |
最初の飲み頃になった時にリリースされるスペシャルな希少キュヴェ!かつては「王のワイン」と称されたバローロですが農民と仲買人のシステムも悪く、ブドウが安価で買いたたかれる時代でした。そうして廃れていたランゲの復興を成し遂げたのがエリオでした。 エリオの名刺にはVITICOLTORE(農民)と記されています。モダンというイメージのエリオですが、1979年より除草剤や殺虫剤、化学肥料は一切使用しません。摘芯もカッターではなくハサミで切るなど、様々な工夫を行いました。当時としては短期間マセラシオンやバリックの導入は衝撃的でした。同時にエリオが重要視していたのは農民のワイン(自然な醸造)である事でした。エリオの大きな特徴は、4日間という超短期間のマセラシオンです。早く回転させれば強い抽出が可能ですが、あえてゆっくり回転させ、果帽が常時ワインに浸かっている状態にすることで、質の高いタンニンだけを取り出すことができるのです。短期間マセラシオンでも、アルコールがスムーズに生成されれば色素は安定し、色合いも十分なワインが生まれます。
エリオ・アルターレ バローロ・リゼルヴァ チェレッタ・ヴィーニャ・ブリッコ [2017]750ml (赤ワイン)
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