宇治市史 全7巻 [33695278]

宇治市史 全7巻 [33695278]

販売価格: 10,500(税込)

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商品詳細

第一巻
古代、大陸・朝鮮半島と日本列島の間には人と文明のやり取りがあった。その経路は、大陸から海伝いに先島諸島、朝鮮半島経由で南と北九州に至る経路とサハリン、北海道経由の経路があった。当初の日本列島に住み着いた人類は狩猟・採取生活を送っていたと思われるが、徐々に大陸南部から稲作文化を持った人々が渡来してきた。その主な経路は、北九州ルート、出雲ルート、そして北陸ルートで、大和盆地には瀬戸内経由で西から、出雲・丹波経由で北西から、そして北陸、琵琶湖経由で北からもたらされたとされているが、越の国からのルートでは、主に琵琶湖→山科盆地→宇治→木津川沿い→大和盆地へともたらされた。最初の稲作は北九州地方ではじめられたとされ、その文化は西から東に800年ほどかけて関東平野にまで広がったとされる。その広がりは単に瀬戸内を経由してだけではなく、日本海の沿岸沿いに、そして新たに朝鮮半島から北陸地方に渡来してきた人達によって伝えられたとされる。
第二巻
初版2500部印刷されたという宇治市史の第二巻は本文724Pの大書で中世地図が付録しており、昭和49年発刊。中世編で年代的には治承・寿永の乱あたりから関ヶ原の戦いあたりまでを宇治に関する歴史書として編纂されている。地方史は全国各地で編纂され発刊されていると思うが、宇治は地理的に古代から奈良と京に挟まれた交通の要衝であったため、歴史的事象には事欠かない。特に古代には日本海・越の国から琵琶湖・大津・山科経由で奈良盆地に向かう道筋にあたっていた。平城京から平安京に遷都が行われたあたりからは、奈良から京に向かう大和街道の要衝となり、奈良に郷愁を抱く貴族たちの別業地となる。南山城から大和盆地への南北の通行のためには、宇治川を渡ることが最も近道で、現在の宇治橋の場所に、646年には日本で最初の大橋が架橋されたが、中世の戦いの場面では度々破壊された。内容に関して編集への指摘の付箋がポストイットされておりますが、きれいに剥がすことはできます。
全巻、配布時のセロハンカバーが付けられた状態で、大切に扱われ保管されていたことが偲ばれます。配布時価格は、貴重な資料と思います。京都宇治に長く在住の母が保管にしていた蔵書、大切に活用いただける方にお譲りいたします、よろしくお願いいたします。
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宇治市史 全7巻



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