- ホーム
- > ホビー・カルチャー
- > ハンドクラフト・手工芸
- > 裁縫・刺繍
- > はぎれ・布地
- > インドネシア・西部ジャワ・バドゥイ族のバティック(Batik Badu
インドネシア・西部ジャワ・バドゥイ族のバティック(Batik Badu [97825195]
商品詳細
商品説明
西部ジャワ・バドゥイ族のバティック(Batik Badui/S-3 臙脂)写真の布は西部ジャワ・バンテン地方の少数民族バドゥイ族に伝わるバティックで、Batik BaduiあるいはBatik Simbutと呼ばれます。 バドゥイ族は、ほりレイスラム教徒で占められるジャワ島にありながらイスラムを受け容れず、今日でも太陽信仰を固持していると言われます。太陽の下では身分や男女の差別なく平等な共同体を営みますが、伝統秩序は非常に特異で厳しいことで知られています。バドゥイの中でも内バドゥイと外バドゥイに別れ、村の中心に集まる内バドゥイの住民数は常に40夫婦(80人)しか許されません。新たな子供が誕生すると、増えた人数の分だけ内バドゥイの中から誰かが外バドゥイへと出て行かねばならないのです。死人が出たりしたときはその逆で、減った人数分が外バドゥイから内へ入ってくることを許されるのです。また一度外界へ出た人間は二度と内バドゥイへ戻ることを許されないそうです。こうしたバドゥイ族特有の「出入り」が行われる際の儀式や、日常生活で着用されてきたのが写真のバティックでコットン素材です。彼らの信仰する太陽や、内外バドゥイ族の存在を表すそ幾何学模様が描かれています。布の基本色は通常三色あり、最高とされるのが黒(濃藍)、その後に赤(臙脂)と黄色が続きます。この序列は着る人の身分ではなく、着用するTPOの重要度に比例するそうです。サイズは103 x122cm。
(注)実際にバドゥイの人々が使っていた物ですので、穴が開いている個所がありますので、予めご了承お願い致します。
上記解説はバリ島クタ地区で古布を中心としたアンティーク・ショップ「PASEMAH」を営むスディルマン・ガパル(Sudirman A. Gapar)氏によるものです。同ショップは、日本人の古布バイヤーの多くが定期的に仕入れに訪れることで知られ、写真の布はスディルマン氏が当文化宮主催のインドネシア・バザール(2001年9月)に来日参加した際、出品した布です。
インドネシア文化宮GBI=Graha Budaya Indonesia)は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。
インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/
インドネシア・西部ジャワ・バドゥイ族のバティック(Batik Badu
【在庫数について】
商品ページに表示されている在庫数は通販サイト上の在庫数となります。各店舗の在庫数とは異なりますのでご注意ください。