【在庫処分!】【伝統工芸士・寺田寛志】特選本場筑前博多織袋帯「四季花雪輪文」コシのある博多織ならではの風合い… [6529134]

【在庫処分!】【伝統工芸士・寺田寛志】特選本場筑前博多織袋帯「四季花雪輪文」コシのある博多織ならではの風合い… [6529134]

販売価格: 23,250(税込)

在庫数 17枚

商品詳細

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 趣味のお集まり、お付き添い、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる着物 訪問着、付下、色無地、小紋、御召
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.25m(お仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い おすすめ帯芯:綿芯
六通柄

【 仕入れ担当 中村より 】
伝統工芸士【 寺田寛志 】氏による、お柄。
本場筑前博多織の特選袋帯のご紹介です。
時代を超えて愛されるその織り味…
しなやかでしめやすく、体になじむその風合い。
八寸帯が主流の博多織。
袋帯は生産数も絶対的に少なく、特に凝った意匠のお品になりますと
お目にかかる事も少なくなって参ります。
今回ご紹介のお品は、おさえた彩りで細密な古典柄を表現した袋帯。
【 お色柄 】
金茶色や黄茶で暈しを表した洒落感たっぷりの帯地。
その地に波のような地紋が浮き上がりました。
お柄には、四季花を込めた雪輪の意匠が優彩の糸にて表されて。
モダンながら渋さと落ち着きを持った意匠に仕上がっております。
西陣織とはまた違った趣きあるテイストを感じられることでしょう。
訪問着、付下げ、色無地、小紋、御召などのお着物にも、
幅広くコーディネートいただけるかと存じます。
日本独自の文化の中で、受け継がれてきた豊かな感性と洗練された
確かな美意識界を自信をもっておすすめ致します。
デザイン、品質ともにこだわりぬいた逸品をお届けいたします。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
 
【 博多織について 】
そんな博多織の袋帯…
およそ760年前、貿易港として賑わっていた博多より、宋(当時の中国)へ
旅をする人々の中の二人、博多で承天時を開山した禅僧「聖一国師」と、
博多商人「満田弥三右衛門」は宋で織物や朱焼、箔焼、そうめん、じゃこう
などさまざまな製法を習得し、帰国後人々に伝えましたが織物の技術だけを
家伝とし、これを「広東織」と名付け、さらに独自の技術を加えながら代々
伝えていきました。
これが後に広まった「博多織」の由来です。
博多織はまず、織物設計にしたがって、方眼紙に図案を拡大して写し、
織組織別に色を変え、一目一目丹念に色付けしながら柄を仕上げていき、
意匠で織物の組織を決め、染色します。

絹糸に光沢などを出すため、石鹸水などで洗い(精錬)、
そして色見本によって、釜に染液をつくり、タテ糸、ヨコ糸を染めます。
タテ糸の連結を調整する仕事が機仕掛けで、切れやすく、
数の多い絹糸を慎重に神経を使いながら、仕掛けていきます。
緻密さ、張りのよさを引き出しながら、
独特の技法を用いて織りあげていきます。
出来上がった織物は、最後に一つ一つ仕上げ検査が行われ、
合格品には組合の商標が貼付されます。

【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。

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[文責:中村 浩二]

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